先日、ミニトマトの苗を移植する作業が始まりましたとお伝えしましたが、今回は、果樹の話題をお伝えしたいと思います。この余市町は、元々くだものの産地で、りんごや梨・ぶどうなど数多く栽培されておりました。最近は、生産者の高齢化、後継者不足などの理由で果樹を栽培される組合員さんも減ってきているように思います。そんな中でも、まだまだ果樹を栽培されてる方はいらっしゃいますので、その剪定風景を取材してきました。昨年秋に収穫を終え、また、今年の秋においしい果実が取れるよう、この時期にされる作業が、この剪定作業です。かなり地味な作業ですが、秋に獲れる果実の品質、収量に大きく左右されます。北海道も温暖化の影響も出てきているように言われておりますが、まだまだ寒いこの時期の作業は、かなり大変な作業だと思います。今回撮影させて頂いた、坂本政隆さんの園地でも、平年よりは雪が少ないと話されておりましたが、雪に足をとられながら雪の上に脚立を立て作業しておりました。これが、「おいしい果実を獲る為の第一歩!」秋には沢山のおいしい果実が獲れる事を期待しながら帰ってきました。
北海道は、まだ、周り一面雪景色です。1年間で降雪量の多い月に入りました。余市町では、昨年に比べ約10cmほど降雪量が少ないようです。これから冬本番を迎えるこの時期に町内の「栄町地区」では次々と組合員さんの所へ苗が運ばれております。組合員さんの中では、自分で種から育てるやり方と成長した苗を購入して育てるやり方の2通りに分かれます。今回撮影させて頂いた岩本さんのお宅では、成長した苗(ツギ苗)を購入して、育苗ポットである程度まで育てるやり方をとられている農家さんです。撮影時、周りが寒くハウス内は一定の温度に保たれている為、レンズがすぐにクモってしまい、上手く撮れていませんが、今現在は、こんな小さな状態です。約3ヵ月後には、可愛らしくて、甘いミニトマトが見ることができます。今後、ミニトマトなどの成長過程を随時追っていきたいと考えておりまのでご覧頂きたいと思います。