けんたろう(いちご)出荷目慣らしが行われました!
5月10日、イチゴ組合のみなさんと札幌丸果市場の担当者さんと後志農業改良普及センターの方とでイチゴの圃場巡回と出荷目慣らしが行われました。
4月の低温の影響で例年より1週間ほど生育が遅れているようでした。
園地により生育の状態がかなり違い、ここの園地はイチゴ組合の組合長の大西さんの園地ですが見てください、いちごの葉っぱの大きさ、色!!圃場をまわった中で一番状態が良かったのではないでしょうか?
まだ実は青く、出荷はされておりませんが、甘くて美味しい大粒のいちごがどんどん出てきそうなそんな感じを受けました。
そして、働き者の蜂さんです。負けないように働くぞー!!
圃場を5件ほど見てまわった後、余市町広域センターでこれからの栽培管理のお話や市場担当者さんからの現在の状況の話がなされ、みなさん真剣に聞いておられました。
昨年同様、今年も一段詰めの形態での出荷も予定しており、色合いや形、単価についてなど、色々と質問がでておりました。
2種類の形態での出荷となりますので、生産者の手間や労力が増えることもあり、なかなか難しい面もありますが、やはり2段詰めより傷みが少ないなどのメリットもありますので、余市町のいちごを新鮮なまま消費者にお届けし、余市のいちごは素晴らしいと思っていただくためには、今までとは違った方法や、手間をかけてでも美味しい物を届けていく努力が必要なんだなと考えさせられました。
これから徐々に出荷量のピークに向かっていくのですが、最後に今年は良い年になったなと生産者が笑えるような年になってくれるといいですね。