りんご
りんごの産地として北に位置する余市は、気候風土に恵まれているため、果実は固くしまり、秋は昼夜の温暖差が大きいため色付きが良く、糖分も多く、高品質のりんごを生み出しています。
- 2024/04/04
- 2022/04/19
- 2012/12/18
つがる
ゴールデンと紅玉の交配種で、青森県りんご試験場で誕生しました。果皮は黄緑色の地色に太い縦線が入り、上が薄く着色しています。果汁が多く、酸味の少ない中生種の王様です。
あかね
紅玉とウースターの交配種です。果皮は鮮やか紅色で、さわやかな酸味があり、芳香豊かな硬めのりんごです。
トキ
「王林」と「ふじ」の交配種です。果実の大きさは、300~350g位で果形は長円形、果皮は浅黄色で、さび状果点は無い。甘みが強く多汁で芳香があり、食味が良好です。
昂林
フジと片親は不明ですが、交配選抜された品種です。果肉は黄白色、多汁肉質は緻密で硬く蜜がよく入り甘酸適和で食味はすこぶる良好。つがるに引き続き、熟期を迎える期待の品種です。
ひめかみ
「ふじ」「紅玉」の交配種。果重300g前後で、果皮は黄緑地に全面が鮮紅から濃紅着色します。果肉の色は黄白、果肉はやや硬く、きめは中、蜜は多く甘味と酸味のバランスが良く、食味が良好です。
レッドゴールド
「ゴールデンデリシャス」と「リチャードデリシャス」の交配種です。果皮は全面が濃紅色に覆われていて、果肉は果汁に富み、甘みあふれる蜜入りりんごとして品質・外観とも優れたりんごです。
シナノスィート
「ふじ」と「つがる」の交配種です。果実の大きさは、350g位で果形は長円形、黄緑色の地色に赤色の縞が明瞭に着色する。果肉は黄色で、蜜入りはほとんど無いが、甘みが強く、多汁で食味が良好です。
ぐんま名月
「あかぎ」と「ふじ」の交配種です。果実の大きさは、300~350g位で、果形は円錐形で陽光面がわずかに淡桃色の着色し、果肉は黄色で蜜入りが良く、果汁も多く香気もあることから、食味は極めて優れていて日持ちも良いです。
ハックナイン
北海道立中央農業試験場で「ふじ」と「つがる」の交配・育成品種として誕生しました。果実の大きさは350g前後、果形は長方形で、果皮は黄緑の地に赤くかすり状か、縞状に着色します。きめ細かい果肉は果汁に富み、歯触りも抜群で、甘みとさわやかな酸味とのバランスが取れているのが特徴です。
王林
「ゴールデンデリシャス」に「印度」を交配育成したものです。果皮は緑黄色で果点が大きく目立ちますが、熟期が進むと美しい黄色になります。果肉は黄白色でやや硬くきめ細やかです。果汁が多く、酸味は少ないが甘く芳香があり、食味も良好です。
ふじ
「国光」と「デリシャス」の交配種です。果実は円形か長円形で、果肉は黄白色でやや硬くて綿密。果汁が多く、甘みと酸味がうまく調和し、食味は良好です。
Check Point
選び方
・中くらいで重い
・香りがいい
・尻まで色づいている
・指で軽くたたくと締まった音がする
・香りがいい
・尻まで色づいている
・指で軽くたたくと締まった音がする
保存方法
保存温度は0度~4度ぐらいが理想的です。
具体的には、ビニール袋などに入れて口を閉めて、冷蔵庫に入れておけば良いです。
冷蔵庫に入りきらない場合、また、長期間保存する際はビニール袋の中に新聞紙などを入れます。これは、りんごの呼吸作用で発生する炭酸ガスや水滴を新聞紙に吸着させるためです。
具体的には、ビニール袋などに入れて口を閉めて、冷蔵庫に入れておけば良いです。
冷蔵庫に入りきらない場合、また、長期間保存する際はビニール袋の中に新聞紙などを入れます。これは、りんごの呼吸作用で発生する炭酸ガスや水滴を新聞紙に吸着させるためです。
旬MAP
生産者のご紹介
概要
生産者数 | 53名(内イエスクリーン認定者 18名) |
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表示品目 | りんご |
生産集団名 (代表者名) (連絡先) |
余市町りんご生産出荷組合 代 表: 森 健二 電 話: 0135-23-3121 住 所: 余市町黒川町5-22(JAよいち内) |
登録番号 | 第172 48-11号(中生種)、 第172 48-12号(晩生種) |
主な品種 | 早生・中生種(つがる他)、晩生種(ハックナイン、ふじ他) |
クリーン農業技術
基本管理 | ○風通しの良い明るい園地づくり 薬剤のかかりやすい樹形づくりに努める。○耕種的防除の徹底 腐らん病の切除・削り取り、病果、病葉の摘み取りを行う。 ○発生予察に基づく防除 ○下草管理 ○降雨前の防除 |
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施肥基準 及び土壌管理 |
○有機質100%肥料を施用(窒素成分で0~7kg) ○除草剤は原則として使用しないが、使用する場合は、主幹の周りに限り「ラウンドアップマックスロード」または、「ザクサ液剤」を使用する。但し、合計成分カウント数が超えないように注意する。 ○カルシウム剤等は品質保持のため積極的に使用する |
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防除基準 | 基準の範囲内で、安全使用基準を厳守し、防除時期は病害虫の発生動向に合せ適宜調整する。
(成分カウント数は24回以内とする。)
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