新年明けましておめでとうございます。
「辰年」から「巳年」へ、喜びと期待と不安を抱きつつも、皆様と共に新しい年を迎える事が叶い先ずは心よりお慶び申し上げます。
平素は「りんごのほっぺ」をはじめ、余市産農産物を御購入頂き厚くお礼申し上げます。
さて、昨年は自然が相手の農業の宿命とは申せ、その脅威は毎年世界のどこかで牙を剥いていますが、幸いにして当地区は、大きな災害も無く、総じて良い出来秋を迎える事ができ、改めて自然の恵みに感謝する年となりました。
また昨年は、ワイン用ブドウも豊作の年となり、前年に比べ大幅増となりました。余市町「ワイン特区」も取得し、国内最高品質の余市産ワインブドウが注目を集めています。
ワイン消費量もジワリと伸びている気配もあり、大ブレイクの予感があります。
皆様も、余市産原料ワインで是非、正月に花を添えて頂ければ幸いです。
しかし、一方ではTPPという毒蛇が虎視眈々と、日本を飲み込もうと、その機会を窺っていますが、前のめりの前政権に対し、選挙ではNOを突きつけた格好になりましたが、油断は禁物です。食料を取引の道具にしてはいけません。
日本の食糧自給を高めるために、国産農畜産物の愛食運動も、更に推し進めなければならないと思っております。
今年は、TPPという毒蛇は、撃退させますが、脱皮を重ね生まれ変わる「巳」の様に健康でありたいと願うと共に、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、年頭のご挨拶と致します。
平成25年 年頭
余市町農業協同組合 代表理事組合長 新藤 修