新年のご挨拶
組合員並びに当JAをご利用の皆様方には、ご健勝にて輝かしい新年を迎えられたものと心よりお慶び申し上げます。平素より当JAに対しましてご理解とご協力を賜りまして厚く御礼申し上げます。
昨年の本町農業につきましては、春先からの高温により、果樹の生育は平年より早いスタートとなり、平年並みの結実でありましたが、6月の天候不順の影響によりぶどう類は着果量が少なかったものの果樹総体としては概ね良好な年となりました。施設野菜についても順調に推移しましたが、7月中旬から高温障害が散見され収量はやや少なかったものの、シーズン通して安定した価格を維持する事が出来ました。
しかしながら、新型コロナウィルスとの戦いが長期化し、各農畜産物の消費は依然と低迷しております。
また、国際紛争や円安の進行により肥料をはじめとした生産資材が高騰し、生産者は厳しい経営を余儀なくされております。さらに少子高齢化の進行により労働力を含めた担い手確保も難しい環境にあり、安定的な経営基盤づくりに非常に苦慮している状況にあります。
この様な中、私たちJAは意識改革を進め、組合員、利用者の皆さまの負託に応えるべく努力するとともに、本年も安全・安心な「食」を皆様にお届けして参りますので、宜しくお願い申し上げます。
結びに、新しい年が皆様にとりまして健康で喜びの多い年となりますよう、心よりお祈り申し上げ、令和5年、年頭のご挨拶と致します。
令和5年 年頭
余市町農業協同組合
代表理事組合長 有田 均