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千両梨発祥の地

 随分と前回の更新から日にちがたってしまい、ブランデーのお話をしようと思ったら収穫が終わってしまい出荷もほぼ終了間近となってしまいました。

なので、今回は今が旬『千両梨』のお話をしたいと思います。

まずは、先日行われた目慣らし講習会の様子をご覧下さい。

 

見てわかるとおり大勢の人はいません。かなり少ない人数ですよね。

この千両梨という梨は明治時代にここ、余市町で偶然実生を発見されたひょうたん型の梨です。形はみなさんも良くご存知の洋梨と同じような形ですよね。

この千両梨はもともと『身不知:みしらず』と呼ばれている梨でした。

身の程知らずなほどたくさんの実がなることから名前がついた、という説と偶然発見され誰も知らない梨だったので『みしらず』と名前がついたという説もあります。

あまりにも豊産性で果実が大きく手間があまりかからないことから一時期は道内でもたくさん作られるようになったのですが、あまりにもたくさん量が増えすぎて価格が下落してしまい、また和梨の人気が増えた影響もあって千両梨をつくる人は年々減少していきました。

今ではほとんどがここ、余市町でしか生産されておらず幻の梨と呼んでもいいのではないでしょうか? 

洋梨とは違い青みがあるうちに食べるのが美味しく、シャキシャキとした食感にサッパリとした甘みが特徴で、またコンポートやジャムなんかにもピッタリな梨です。

 これは黄色くなってしまった物です。

これぐらいの色の時に食べます。

サビが多いので正品から外れます。

何年か前に余市町で行われた鍋リンピックで見事金メダルを受賞したJAよいち婦人部のつくるフルーツ鍋にも千両梨が入っております。

まだ、フルーツ鍋は食べたことがないのですが、千両梨のほかにもぶどう、りんごのペーストで作った団子なども入っており是非1度食べてみたいですね。

そんな千両梨ですが、ネットショップでも販売をしております。

期間限定での販売ですのでぜひこの機会にお買い求め下さい。

ネットショップ⇔http://www.food-palette.com/ja-yoichi/