後志プルーン剪定講習会開催
先日、後志総合振興局のフルーツグレードアップ事業として余市町と仁木町の生産者と合同で仁木町の井内さんの園地でプルーンの剪定講習会が開催されました。
講師として来て頂いたのは昨年に引き続き長野県から久保田先生を招き午前は剪定、午後からは栽培管理という日程で行われました。
昨年も参加をさせて頂きましたが、説明が非常にわかりやすいといった印象がありました。
色々と剪定講習会に参加させておりますが、素人の私でも理解がしやすい説明といいますか、本当に基本的なことから丁寧に説明されるので、生産者の方も日々の剪定作業の確認が出来たのではないでしょうか。
一言に剪定というと樹を切るというイメージですよね。
久保田先生はただ切るのではなく、整枝や誘引を行い樹勢を確認しながら『整枝剪定』を行って下さいということでした。
一つの樹から、「強い枝、弱い枝」、「勝っている枝、負けている枝」などを判断し、それも強く伐るのか、弱く伐るのかを判断しなければいけないので、知識、経験が本当に必要だなと改めて感じさせられる講習会でした。
午後からは、会議室に場所をうつし、長野県の栽培管理や、基幹品種の説明、また、後志総合振興局の事業結果の報告や意見交換などが行われました。
今回行われた、後志総合振興局の「グレードアップ事業」は本当に好評で、消費者にもプルーンというものをより知っていただくことが出来たのではないでしょうか。
まだまだ、生でプルーンを食べるという認識が少ないという事ですので、これからも、どんどんPRをしてプルーンをより多くの人に食べて頂きたいですね。
栄養価も高く、健康に良いし、何より美味しい。これからますます人気がでる果物ではないでしょうか。
今回、長野より来て頂きました、久保田先生を初め、後志総合振興局、各関係機関の皆様、ありがとうございました。
余市町、仁木町の生産者の皆様、お疲れ様でした。
今年の秋には品質の良いプルーンがどっさりなるといいですね。